マンション共用部給水管の腐食による水漏れと
バルブ開閉不可による給水管のやり替え工事。
古い鉄管の内部は腐食が進み、錆がびっしりと付着した状態。
非常に狭いPS(パイプスペース)内での作業になります。5階建てマンションの為、工事に約1週間を要しました。工事中は時間を決めて断水が必要になります。
古い鉄管を耐食性と耐衝撃性に優れたHIVP管にやり替えます。同時にバルブも交換します。
最後に保温材を巻いて工事は終了します。
高架水槽から出る給水管のバルブ辺りから水が漏れてるとの連絡を受け、現地で保温材をめくると鉄管のサビと腐食が進んだ状態があらわになりました。
配管に保温材を巻いてさらにラッキングカバーを仕掛けた頃に別の問題が発生しました。
腐食部を撤去して新しいゲートバルブとチャッキ弁を取り付けます。ともに耐食性と抗菌性にすぐれた青銅製を使用致します。また錆びてぼろぼろの鉄管は錆びないHIVP管(耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)に付け替えます。
他の部分からの新たな水漏れです。実はこれはよく起こる現象なので、最初からオーナーの
代理の方立ち合いの元で工事を始めております。錆びた鉄管を新しい樹脂管にすると内部で水が勢いよく流れ始めるため水圧の上昇と共に他の脆弱部が破裂する現象です。
水漏れしている付近のラッキングカバーと保温材をめくるとひどい状態の鉄管が出てきました。
鉄管のジョイント部分がサビで大きく膨らみ
そこから水が漏れていました。給水管のやり替え工事は連続する系統を一気に交換するのが基本で、部分的な交換は他の脆弱部からの水漏れにつながります。今回はすべて見える屋上配管でしたが、これがマンションのパイプスペースの中とかの場合、一部を交換すると見えない
部屋の床下や壁のなかで水が噴き出すことが
あり要注意です。
脆弱部をカットしていきます。この時は画像にはありませんが、ジョイント部のナットがさび付いて回らず、バーナーであぶったりで大変でした。
錆びた鉄管を樹脂管に付け替え保温材を巻いた状態です。
最後にラッキングでカバーをし、ジョイント部をシーリングして無事に修繕工事は終わりました、
夜8時スタートの夜間水道工事です。敷地内の排水管を前道の本管につなぎ直す工事です。
真冬1月の寒い夜に総勢10名での大仕事でした。
前の道路と敷地内を共に深く掘り、配管のレベルを合わせて繋ぎます。
手前に見えるのが繋ぎ終わった最終マスです。
古くなり、交換部品も廃盤で修理不可になったIHヒーターを取り外します。
内部と天板にこびり付いた汚れを清掃し、
新しいIHヒーターを接続します。
熱カロリーも標準で従来を上回り、他に便利な機能も標準装備されています。
雨漏れにより和室天井板が広い範囲で損傷。
天井板の張り替えは屋根の雨漏れ防止対策を講じてからの作業になります。
天井板をめくる際、大量のチリや木くずが舞うため、床・壁・建具もしっかり養生します。
古い天井の解体作業と同時に屋根裏の野縁も
再利用可能か点検します。
真新しい天井板に張り替え、お部屋もグッと
明るくなりました、
施工前の受付カウンター
全国的に品薄の中、仕入れに成功したビニル
シートをうまく加工して下準備
天井面はアルミFBでビス固定、
壁面はマジックテープで貼り付け
診察券投入口、体温測定窓口、会計窓口のみ
小さく開口したパーテーション設置
施工前の待合室
パーテーション仮配置
配置決定後パーテーション枠の固定
小さく開口したパーテーション設置
完成