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施工例 (マンション外装工事⑥)

施工前

賃貸マンション大規模改修工事

施工後

施工前

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施工後

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施工前

施工後

上記現場の7割方塗装進行時の画像
(足場から撮影)

上記現場の7割方塗装進行時の画像
(足場から撮影)

■施工画像には弊社代表(建築士)が施工監理のみ請け負った現場画像も一部含まれます。

施工前

鉄骨5階建て全面修繕工事
(バルコニー下端タイルの落下事象発生)

施工後

タイル落下による事故防止の為、緊急修繕工事

施工前

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施工後

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落下タイル部の調査~修繕工事

オーナー様からタイル落下の連絡を受け、現場に急行し路上から確認出来た落下箇所。

緊急で足場を建立しての調査では、すぐ横の部分も落下寸前で大きく口を開いていた。

他の階も調査すると画像のようにタイル接着用のモルタルと下地のH鋼がすでに剥離して口を開いていました。

その場で浮いたタイルを手でめくる。普通なら簡単にめくれるはずがないタイルが次から次へ簡単にめくれる状態でした。

タイル上端の1点が接着している程度で、ほとんどがすでに下地と剥離している状態。

こんな大きな塊が路上に落下した場合を考えるとゾっとします。

タイル剥離の原因は下端タイルの貼付けモルタルが極端に厚すぎる点にあると思われます。
そうした原因はおそらく下地ALCの高さにタイルの割り付けが合わず、無理にモルタルの厚みで調整したのではと想像できます。
これを防ぐには、新築時に正確にタイルの割り付けを計算するか、後で割り付けが合わないと判断した場合は、H鋼フランジに鉄筋を溶接し、それにリブラス等を結束した後にモルタルを絡めておけばこのような事態は防げたと思われます。

剥がれかけの箇所はすべて除去し、垂直面の
タイルは打診検査で下地からの浮きを確認し、
問題が無いと判断した状態で次の工程に進みます。
下画像はタイルを除去した画像です。
ALC下端小口が綺麗な状態で残っていることから、いかに貼付けモルタルの接着性が無かったかをあらためて確認できます。
この後錆びたH鋼はさび落としのケレンをし、さび止め塗装後にシリコン塗装をし、タイルを除去した部分は軽量のガルバリウム鋼板で囲います。

サビに強く耐候性に優れたガルバリウム鋼板で
3ピースつくり、それらをうまく組み合わせて
タイル除去したバルコニー下端を綺麗に納めます。

機能性だけでなくデザイン的にも美しく仕上がりました。